結婚支援、私なりの結論。

どうしても美人と結婚したい人を支持したい、というようなことを先日書いたけれど、それに関連した面白い情報を入手したので、備忘録として、書いてみます。

 
情報源は書籍(文庫本)「不合理だからうまくいく」ダン アリエリー著、です。第7章 イケてる?イケてない?順応、同類婚、そして美の市場、と続いて、第8章市場が失敗するとき オンラインデートの例、の二つ分の章です。
 
7章では、外見の魅力が高いもの同士、そうでもない人同士でカップルになる事が多いという現象(同類婚)について説明し、その中で容姿の魅力が低い人はどのように折り合いをつけて現実に対応するか(このことを順応というようです)の実験結果と一般的な男女差があった項目について。結論は容姿に恵まれない人は他の要素(ユーモア、知的さ、社交性、自信など)を重視することで容姿のハンデを克服する。
この実験の中でわかったことの面白かったことは、男性は自分の容姿の魅力度に関係なく「高嶺の花」的女性にもデートの誘いをかける、というデータがあったこと。これは、私が無意識に「どうしても美人と結婚したい男性」と勝手に男性と決めつけていましたが、この実感を裏付けるデータがあるという事。ま、アメリカでの話ですけどね。これはあくまでも男女で比較した場合の一般的傾向なので、イケメンばかり狙う女子の存在を否定するものではありません。
 
8章では結婚市場の失敗について、主にオンラインデートを中心に分析、実験しています。伝統的なお見合いおばさんの消滅の後生まれた、デートで結婚相手を探すのが成立しにくい世情背景として労働力の流動化(転職に伴う転居の多さ)を主要原因としていたのは、とても腑に落ちたし、納得。また、市場の設計を失敗するとそれを利用した人にも損害を与えるという実例もあって、興味深い。そんな考え方するんだ、、、新鮮。
 
この二章分の情報から得られた知識は、
アメリカにも結婚市場は有効なものが存在せず、オンラインのサービス設計にはまだまだ改善の余地がある。特に今のオンラインサービスでは、どのような結婚生活を送れるのか想像する手がかりがつかめない。
労働市場の流動化に伴うデート方式での結婚相手探しが無効化していることを考慮すれば、オンライン上で価値観のマッチングができれば、オフラインでリアルデート成立の確率は高まるのではないか。
有効な市場形成まで時間が持たない人は個人の工夫で乗り切らなければならない。
大半の人は自分の容姿のが市場でどのような評価を受けるかについて折り合うことができる。
男女差については男性が容姿指数の高い女性まで視野に入れる傾向あり。
 
ここで注目したいのは、転居の多さとデート方式の結婚相手選びの相性の悪さです。
なるほどー、価値観のマッチングが一緒に何かをすることでしか判断できない、と、職場結婚が多いことは納得ですね。
仕事を得るため以外にも進学や個人の事情(通院など)でも転居を強いられることは多々あります。このことは、もっと知られていいのではないかと思いました。
生まれた地域である一定期間過ごすことを前提とした結婚システムと、暮らしの都合が良いように転居する場合には、結婚のマッチングが難しいと。
転勤族との結婚を避けたがる女性が一定数いることは以前から知っていましたが、それ以外にも結婚が知り合いの紹介がメインの相対取引がまだまだ有効な手段だとすると、その都度紹介者から探すのは時間がかかりすぎますね。
 
それと、この本を読んで、既婚者のアドバイスがいかに役に立たないか、を痛感しました。特に若いうちに結婚した人のアドバイスほど、トンチンカンで困ったいたのですが、相手は完全に善意で言っています。若い時と中年期では人生の中の結婚の占める位置が違うことに思いが及ばないようです。
 
今まで結婚について先輩方からの発言で心に響いているのは、「今の夫と結婚して本当に良かった。」というごく普通の発言でした。この方、普段は旦那さんの悪口ばかりを言う人だったのですが、悪口を言いながらも、ご本人とても幸せそうなのが印象的でした。
 
ここから導き出される結論は、
私のように婚期を大幅に逃した者からすれば、若い人に向けて
①以前より結婚しづらい社会状況がある、という説明をする。
②それでも、結婚は良いものだと思ったエピソードを話す
これを前振りとして
③若い時と中年期では結婚生活に望むものが大きく変わるので、「結婚して子供を持つ」という伝統的な結婚をしたいなら、伝統に従って早い方が良いという私なりの結論を伝える。
④特に男性に向けて、どうしても美人と結婚したい!なら、美人と暮らす結婚生活が自分にとってどれ程の価値があるのかを語り、また、それを実現するためにはあなたしかいないことを伝え、結果を待ちましょう。
と、いったところでしょうか。
 
特に④については実践報告が知りたい!こんなこと社会学の実験でもやってくれないし、、、。知ってどうするかって?さあ、、、?とにかく、バカなことに情熱を燃やす人を増やしたいだけなんですよ。
 
なんたって、この文章を書くのに4時間かけてますから!同類が好きなんです。
またねー。