賢い消費者など存在しないことを証明しよう!

結局、どのような体験をしたのか?を整理してみたいと思います。

ネットの買い物紆余曲折 - ハンドル記

このエントリの続きです。しつこく考えてみたい。

最初に決めていたのが電気グルーヴのアルバム「A」を買う、ということで、発売されたのは97年頃です。私はこのバンドのファンではなく、常に新譜を待ちわびていたり、していたわけではありません。たまたま「A」を発売時に買って、無くして、買い直そう、というつもりで、YouTubeで「電気グルーヴ Shangri-la」と、唯一覚えていたワードで検索。買った当時、「A」気に入っていました。

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ヒットした近年のライブ動画を見て、で、ここで脱線。

過去発表作「A」を買うのは、なんだか割損(支払う価格に対しての満足度が低い)じゃないか?と感じ、さらに「電気グルーヴ ライブ」で検索をかけました。その時見たのは昨年の25周年記念ライブの映像でしたが、見つからないので別のものを。

↑このときのフジロックのものも、かっこいいですよね。

↓こちらは昨年のフェス動画

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↓「A」発売当時のTV出演時のものだと思います。おそらく。

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 ライブ映像を見て単純に「今の方がかっこいい」と感じ、今の方がかっこいいのなら、今のものを買った方がいい、と決めました。

iTunes電気グルーヴのページトップに表示されていたアルバム(人間と動物/2013年発売)を購入しました。

 

ここで運が良かったのはiTunesの表示が比較的新しいアルバムをトップ表示していたことです。疑いもなく、トップに表示されているのが新しいと信じこんで、発売日も確認せず買ってしまいました。ま、結果オーライです。1年に1枚の音楽コンテンツを購入する人にとっては2015年1月の時点でも、2013年はじゅうぶん「新しい」です。

iTunes - ミュージック - 電気グルーヴ

 ネット検索でヒットトップ1か2のページしか見ない、今時の子どもを雑な振る舞い方だと感じ、もっと体系的に調べなさいとお説教的に思っていました。

が、おばさんの買い物もこのくらい雑なモンなんです。とくに普段買い親しんでない(買い慣れてない、かな)物については。子どもを非難できません。

 

実店舗での買い物に置き換えてみると、お店に入る前に「電気グルーヴのAを買う」と決めていますが、お店から出てきてみたら「人間と動物」を手に持っている、という状況です。良くあること。あるでしょ?

 

リスニングの選択肢としては次の通り4つあったとおもいます。

①当初から決めていた人のコンテンツを買う

②当初から決めていた人の別のコンテンツを買う

YouTubeで聞く(コンテンツ購入無し)

④このバンドの曲は聴かない(コンテンツ購入無し)

このうち、リスナーは①~③ですが、リスナーとして把握できるのは①と②の人ですね。で、私は②です。ここで、③の選択も出来たはずですが、10分程度でコンテンツを買うことを決めて、買いました。

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(ベストヒット的な曲はYouTubeで充分に聴けます)

 

今回の経験で私的発見は私が音楽に対して持っている価値判断のひとつが「(今)かっこいいこと」だったことです。(世間ではどう思われいるにせよ)これがかっこいい、というものを音楽に対して求めている、と。、、、意外。

また、YouTubeで「これはいい」と思ってその後のアクションが、アルバムの購入だった、というのはどんな価値観なんだよ?と分析してみますと、、、。

今でもアルバムというかたちの音楽コンテンツ(ひとまとまりの情報)の価値をまだまだ認めています。ある人がパッケージしたもの=コンテンツ(今回の場合はアルバムというパッケージ)そのものを価値のあるモノだと信頼している。

けっこう素朴な価値観です。

 

 音楽に対してかっこよさを価値判断にしていたり、アルバムというコンテンツの単位をいまだ認めていたりするのは、ステレオ(音楽の再生機)が高価だったり、1枚のアルバムが一編の小説や映画と同等の地位(価値)にあって、音楽自体が他と比較して高かった(=高級、ではありませんよ)時代を経験し、それがスタンダートな態度として身についている。でも、買い慣れていないので、選び方が雑。

こんな感じの人ってたくさんいると思うのですが、どうでしょう。私は世代的に団塊ジュニアですし。この態度が良い、というわけでなく、この態度の人って多いと思うのです。ある程度の価値判断を持ちながらも、買い方が雑、というひと。

 

結論

「気に入っていたものを買い直す」→「今、かっこいいと思うものを買う」、この変わり方に自分で驚いた。

気持ちを変える決め手になったのは「近年のライブ動画」なのに動画中で歌っている曲が私が割損と判断した「A」の中の曲だったので、混乱した。

 

良かったのは新しいところに目が向いたことです。

 

そして最後に、この世に自分の欲しいものがなんなのか知っている、賢い消費者など存在しません。

 

あとは、えーっと、これも面白いです。公式チャンネルがあるみたい。

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今日のは長い。もっと短く書きたいな。

またねー。