情報整理用メモ・京都大学山極寿一・ゴリラ

情報整理です。メッセージや役に立つ情報は書いてません。

 2014年・京都大学の山極寿一先生の講演会。80分あります。長いですが、とても面白い。

一般向け講演のようです。参加者の年齢層が高いですね。

最後の「現代の社会をどうとらえるか」という話はとても聞かせますし、他にこのようなものの見方を聞いたことが無く、とても興味深いです。

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公演の流れは、「今の社会ありかたと家族形態がフィットしていない」という仮説を検証していきます。

 

以下、メモ

17分頃

カツアゲ状態のゴリラの食事風景の解説があります。

28分頃

集団人数のお話しも面白いです。15人未満、40人前後、150~160人の集団について。

37分

男の美について共通するところ、人間とゴリラ。うぁはははは。面白いね。

1時間の頃

10歳~18歳で女の子が脳の発達に体の発達が追いついていく=思春期スパートというらしい。

思春期スパートの男女差は面白い。

男女の死亡率の違いも興味深く、親のケアから離れる時期からまた死亡率が上昇。

 1時間14分頃

音楽が伝えるものが感情で、効果は気持ちが一つになったような気になること。この話は面白い、孔子が大切にした学問の順番で音楽が上位にあることも納得できます。

 以上、動画視聴メモおわり。

 

このお話しから学べたことのひとつは

①人間の社会集団も少なくとも2種類の社会集団がある。社会と家族。この二者はしばしば利益相反する。

②サル型に近い集団は内部競争が激しく、序列が大切。母子関係はあるが、共食する関係(人間の家族関係)を形成できない集団構造。

③ゴリラ型は「敗者」を出さない集団。対立は和解される。食事を分け与えるという行動がある。

 

ここから連想したことが

1.米英型社会はサル型に近いのではないか?

近代~現代にかけて国際ルールを作ったのがこの二国が中心の歴史があります。今の社会がサル型に近いのは、米英の価値観が経済発展と共に日本も含めた世界中に広がっているから。これがグローバリゼーションというものか。

この2国について???と思うことはサルの生態学を経由すれば意外に腑に落ちたりするのだろうか。これ、バカにしてるんじゃないですよ。

 

2.ムラの社会はゴリラ型。

名誉を重んじ、両者が負けないようなゲームを作らなければならない。遊技性が高い社会。

私の生活のほとんどはこのタイプの集団内で暮らしている。(と思います。)

はあー、なるほど、やたらに話が長い人が多かったり、お節介がおおいのも、この負けないゲームを作る社会が前提であれば、コミュニケーションの時間が長いこと自体が大切だ、ということがすごく納得できる。

明確なルールがないゲームが終わる時って、お互いに気が済んだときなので、時間がかかりますよね。人が気持ちを整理するのに効率化ってできません。

負けないゲームをする社会=対立したときの(近代)法によらない解決法がある社会

正しいのは誰か?ではなく両者の気持ちが落ち着くことが解決の目的。

そりゃ、近代に作られた仕組みとは社会全体が相性悪いかもしれませんね。

 

またねー。