高慢と偏見≒お金と結婚

ジェーン・オースティンは19世紀のイギリスの作家です。当時は女性が書いていることは知られていなかったようですが、いまでも、TVドラマ化されたり、映画の中で引用されたりと、なかなかの人気ぶりです。

 

高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)

高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)

 

 

ストーリーは一貫して、「結婚」を中心に進んでいきます。主人公である一家の次女の結婚をはばむものが「高慢と偏見」なのですが、この小説のテーマは一貫して「お金と結婚」です。あるいは「結婚とお金」かな?、、、どっちでもいいのか、、、。

 

この小説の中でとても不思議なのが、男性の年収を皆が知っている、というもの。

この当時って、年収って固定?

 

ま、この小説、今の小説に比べると描写部分が少なくて、物足りない部分もあるのですが、一家の5人の娘の結婚を全て追いかけていくので、全く飽きません。

 

そして、主人公のおばさんの「お金もないのに結婚するのは愚かなことです。」には、あまりにもストレートな物言いも、楽しい。

 

高慢と偏見が出版されたのは1813年で、ヨーロッパはナポレオン戦争(1803年~1815年)の真っ最中ですが、物語の中では軍人が近くの街に駐屯するエピソードがあるくらいであまり戦争の影響は感じられません。

一貫して、結婚や恋愛のことについて自宅や親戚の家の応接間で展開していきます。

 

世界がどのように変わっていこうとも、人の関心の中心はそんなに変わらないのだな、と思いました。

結婚や恋愛はいつの時代でも人の関心ごとなのですね。お金も。

 

またねー。