回答文案

世間で言われている、「女らしさ」や「男らしさ」をどのくらい自分自身に身につけるかは、自分で決めていいものだと考えています。

身体的な「らしさ」(胸がふくらむなど生理現象といってよいもの)や、立ち振る舞いなど学習して身につけるものもあります。

で、その学習する「らしさ」が文化的な規範(人工的に作られたきまり)であることは、若いうちから知っていた方が良かったな。そして、それが人に与える影響も。

 

30代の頃、洋服にお金がかけられるようになったので、今まで着たことのないタイプの服で意識的にルックスを変えてみました。

仕事は長時間労働が常態になっている職場で、基本的にラフな服装が認められていました。(Tシャツ+ジーンズがOKでした)

そこに、ニット+スカート、Aラインやマーメイドなど女らしいボディーラインに見えるような服で働いてみたのです。

 

その結果

急に雰囲気を変えたことについて指摘する人はいませんでした。

男性社員の対応が目に見えて変化しました。

 

この反応は不愉快ではなかったので、しばらく続けました。仕事の相談もよく聞いてもらえるようになりました。

見た目の女らしさは、即効性がある。と実感したときです。

 

立ち振る舞いの女らしさについては、その場所によってどの程度の女らしさが要求される、または許されているかがあると思います。

職場によってはお茶くみは女性が、というところもまだあります。

で、職場での見た目や振る舞いの「女らしさ」って結局は「場の緊張感を和らげるために必要とされている」と感じています。

 

仕事上、必要とされる場合は、それはどんなにくだらないと思っていても、それがその職場でのコードです。あくまでも「その職場での」演技に過ぎません。その「女らしさ」が自分自身の本性だと取り違えなければ大丈夫です。その職場で得られるものと秤にかけて得られるものが多い間は、演じきりましょう。てきとう、で良いのです。

 

話し方も「女らしさ」が求められることがあります。

立場の上下によって、また、年齢によって求められる「女らしさ」の度合いが違います。

 

職場や社会的な場所ではこのように、「女らしさ」の各要素を細かく調整しながら、相手とコミュニケーションする上で「どのくらいがちょうどいい」のかを探っていきます。

 

このような社会から要請される「女らしさ」と自分が良いと思う「女らしさ」がたいていずれてしまうので、苦労するわけです。

 

森花恵さん(デザイナー)は女性は二種類の服を持てばいいのです、とおっしゃっていて「仕事の時の服と女を取り戻すときの二種類です」とありました。

また、ファッションとは「自分自身を着る」とも。

 

仕事の時の「女らしさ」はあるていど相手に合わせて決めていきますが、

プライベートの時、自分がちょうど良いと思う「女らしさ」を楽しむことが出来ます。

 

職場で求められるのはあくまでも価値を上げることなのです、その目的を達成するために必要ならば、割り切って「女らしさ」を演じましょう。

 

 

うー、以上。

職場で容姿や女らしさについてからかわれる。

その、回答を考えてみました。

 

結構な年を重ねていても「女らしくない」とか「半分男だ」などには少し傷つくみたい。そのとばっちりはその下の者に来るのですよ。上司さん。

そして、言葉に傷ついてしまうのは仕方のないことで、悪いことではありません。しかし、避けられることでもないです。

個人で出来ることは、その加害者にも被害者にもならない、言葉の発明をしていくことかもしれません。

 

またねー。