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がんばれ!ユニクロ、と日本の隅で小さな声で応援してみた。

newspicks.com

5年くらい前に

「日本企業の中でつぶれたら本気で泣いて悲しむのはユニクロぐらいだ。」

と友人に発言して驚かれたことがあります。

そのくらい、ユニクロが大好きです。

 

私にとってユニクロの価値は、その時々で変わりました。

「古着の値段で今の服が買える」(20年以上前)

「多少の手荒い扱いにも耐える普段着る服」(10年程前から質の改善がありました)

「着方を工夫すればおしゃれに見える」(これは15年くらい前かな)

でした。また、加齢に伴い寒さに弱くなり、ヒートテックなど高機能衣料品が必需品になり

「ベーシックな見かけ(着ぶくれしすぎない)を成立させるため、一年に2回はまとめ買いをする」

というお店になりました。

 

著書名は忘れたのですが、ユニクロのファッション面からの価値について経済学の先生の評価が

ユニクロが革新的だったのはファッションのお客さんは、マスとそれ以外しかいない、というセグメントの分類法。そしてユニクロのターゲットはマスで、そこに向けて上質の衣料を提供していく、という今まで誰も狙わなかったような大きな市場を想定したこと。」

(だいたいこんな感じだったと思う)というものです。

この文章を読んで、なるほど私がユニクロが大好きなのはユニクロが想定しているお客さんのど真ん中に私がいるからなのだ、ととても納得がいったことを覚えています。

上記の顧客のゼグメント「マスとそれ以外」はビジネスに疎い私にも衝撃的な分類方法で、ファッションのビジネス面に興味を持つきっかけになりました。

 

そのため、ユニクロファストファッションとは全く違う、ということは理解していました。ユニクロの提供している服は「ベーシック」なのだと思っていたので、買い物するときは、例えば

「40代になって体型がだらしなくなり、Tシャツとジーンスでの休日服は厳しい(正直なところ、遠目に小柄なオッサンに見える)」という鏡と相談した結果をもとに

「ノースリーブのシャツと膝丈のスカート」を探したり

「仕事上、厳しい事を人に言わなければならない立場になり、見かけだけでもやさしく見えるようにしたい(多少、女らしく見えることで雰囲気を和らげたい)」ので

「ボートネック」のモノを探したり

などなど、先に作りたいルック(というのでしょうか)があってそれを実現するために服を選ぶ、という結構ストイックな買い物方法をとっています。

なぜ、このような方法に行き着いたかというと「買いすぎ防止策」です。とくにユニクロのように「ベーシック」だと「これは素敵だが、いつ着るのだ?」というようなストッパーがきかず、ほいほい買ってもさほど後悔するような値段になったりはしません。

ただし、いくら安くても、整理しきれないくらい服がある日常生活はストレスになります。しかし、買い物がストレス発散の方法でもあり、ここが悩ましいところです。

と、いうような紆余曲折を経て、今のような買い物方法に落ち着きました。今のところ買いすぎ防止は有効です。

 

で、冒頭のニュースですが、衣料品販売で店舗がもっとも嫌うのがお客さんの買い逃し、だと思います。お客さんとしては買うつもりで出向いて、欠品だとがっかりするし、それが続くとその店で買い物すること自体をやめてしまうときもあります。この欠品による売り上げ減はユニクロのような企業だとニュースで取り上げられるのですね。

この映画の中でも、商品の欠品がどのくらい店舗の信用に関わるかという話題が出てきます。

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しかし、私が期待しているのは記事の後半、eコマースに力を入れるというこれからの方向性です。

これは僻地住まいには嬉しい知らせです。私のシマから一番近いユニクロは船に乗って80分+車30分なのですが、日帰りで買い物に行くときに服を買うのはすごくハードルが高いのです。

服を選んで、試着して、サイズの調整をし、必要であれば直しをお願いして、会計する。このプロセスを3時間程しかない日帰り日程のなかで行うと、焦ってしまって、買い物自体を楽しめません。

また、上記のような私の事情とは別に、ユニクロがeコマースに力を入れるなら、店舗での試着専用コーナーというのでしょうか、試着だけして、ネットで買う人専用の試着室の導入は検討するはずだ、と思うからです。

なぜなら、ユニクロがターゲットにしているマスのお客さん、特に女性でユニクロで服を買う人、いろんな事情でめちゃめちゃ忙しい(世代の)人が多い、と思うからです。

 

この場合、服を選ぶ、何を買うか決める、買う、の三つはeコマースで対応できます。予約した時間に試着室に行き、用意された服を試着して、とりあえず写真に撮っておき何を買うか、後から決めることができます。

さらに、一度全身像をスキャンしてヴァーチャルで自分のマネキンに新商品を着せて、組み合わせまで事前に考えておく、などもできるでしょう。

イメージとしては以前ETVで放映していたファッション番組の「ティム・ガンのファッションチェック」の第2シーズンから導入されたクライアントへのコンサルティングに使うスキャンシステムです。(すみません、動画が見つからない。)

 このひと ↓ ティム・ガン

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( この人のコンサルティングで印象的なのは、「痩せろ」と言わないこと。Huluなどの配信でもみれたと思います。アメリカのファッション観がみられて興味深いです。)

 

つい、興奮して長々と書き連ねてしまいましたが、私が今住んでいる僻地にはeコマースが使いやすくなり、そこで買い物できる品目が増えることは、ただ便利になるということだけでなく、リアルの世界で「友だちと会う・親と食事する」などフェイストゥフェイスのコミュニケーションに使うことができるということで、とても嬉しいことなのです。

 

がんばれ、ユニクロ

 

またねー。