沖縄移住に必要だと思う非常階段

地縁も血縁もない地方に引っ越す場合に必要だと思ったことです。

 

政府は地方都市の人口を増やして、あれこれやりたいようです。例えば、下記のHPに類するホームページは複数存在します。

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このような世間での流れとは別に、たいていの人にとって好きな場所に住むのは楽しい事だとおもいます。また、私は人生の変化こそ大切だとも考えています。しかし未知の土地に住むことは勇気の要ることですし、いくら政府がキャンペーンを張っていても、実行する人は少数派です。

そのような状況で移住に有効なノウハウを共有することが難しいのかな、と感じたので自身の防備録とかねて記録していきたいと思いました。

 

私は沖縄本島→沖縄周辺離島という移住でしたので、単なる県内移動に思えますが、シマというのはそれぞれが独立した気風・慣習を持っています。シマごとに方言が違うのが通常です。沖縄県内でもシマを渡る移動というのは一般的に好まれていません。なので「行ってみたけど合わなかった」というリスクは県内出身かどうかにかかわらずありました。また、移住先で永住は考えておらず、できれば10年くらい住んでみたい、永住できるかは運だ、という姿勢でした。

 

また、移住先を探しているときは、週末は必ず休める仕事でしたが薄給でしたので、頻繁に離島旅行を出来る環境ではありませんでした。なので、他人から見たら「エイヤッ!と移住を決めた人」に見えたようです。

 

このような状況で、移住に有効だったと思うことは、移住前に「非常階段」を確認していたことです。

この非常階段とは「移住がダメだったときはこうする」という一つのバックアッププランです。

具体的には

・帰る場所の確保

・帰るための資金(マッドマネーと呼んでいました)

・その判断をするタイムリミット

でした。

ここは実例を出した方が分かりやすいでしょう。私の場合

移住先で合わないと思ったら、親元に帰る(帰る場所の確保)、それにかかるお金はおおよそ20万円(スゴク適当です)で、土地と合うか合わないかを決めるのは半年で決める(判断のタイムリミット)。

でした。

住み始めて半年間での体験を元に次のようなことを考えました。( )はそれを考えた時期です。

・経済的な自立は出来そうだ(半年)

・地元の人との結婚はないが、それを表明するのはまずい(3ヶ月)

・仕事先より地域での役割を優先しなければ信用を得られなそう(2週間)

・マッドマネーは最後まで取っておく(半年)

 

今年で移住して5年目に入り、すこし振り返る余裕が出来ました。

移住を継続する決め手はになったことは、早いうちに(半年以内で)

この土地の自然環境は大好き、男女関係のあり方には同意できないので結婚はなし、しばらくは仕事よりお祭り優先で、マッドマネーは次にやりたいことの資金として別にしておく。

という決断が出来たからです。

もちろん、ダメだった場合は親元にすっ飛んでかえるつもりでした。

事前のリサーチに十分な時間を取れない場合には有効な方法では無いかと思いました。

ダメだったときの非常階段、結果的には使いませんでしたが、まずは始めてみるための助けになるかしら、と思ったので、ここに記録します。

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もし、半年であったとしても、この景色を見るのは価値があるのでは?

人の条件は一律じゃないので誰もがこの方法が有効かは分かりません。しかし、失敗してもリカバリーの方法がある、失敗してもそれで人生すべてが台無しになるわけではないとしっかり把握できていれば、はじめの一歩はずいぶんと踏み出しやすいのではないでしょうか?

では、おばさんのおせっかいはこのあたりで終了です。

 

またねー