ちきりんさんのブログエントリが、地方都市と東京と過疎地域の課題をわかりやすく整理していて、とても面白い。
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1)の人は、安定は退屈だと思ってて、変化が大好き 2)の人は、安定は安心だと思ってるし、変化は「急速すぎないほうがいい」と思ってる 3)の人は、人と同じが好きじゃ無い(この点で2の人とは大きく違い、むしろ1に似てる)けど、刺激が多すぎる環境を好まないという点では、1より2に似てる
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 7
東京の強みは、人口が多いことではなく、日本全体から1)の人を集め、集積させていること。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 7
この分類方法を使って、自分がどのタイプの居住地が向いているか考えてみるのも楽しいな、と思いました。
最近、私の住む過疎村の住民(関西出身・東京20年居住・過疎村10年居住)に
「東京になれてしまうと大阪って地方都市の一つでしかない」
という発言をして、えらい反発を食らってしまったのですが、東京に住んだ経験があっても、関西圏の人にはいまだに大阪は東京に並ぶ2大都市というイメージがあるのかもしれません。しかし、私が東京で働いていた2000年前後に大阪にお使いに行くと(出張というレベルの仕事ではありませんでした)感じる事が
「大阪、小さい」
でした。このときは私も大阪と東京は競合するような都市だと考えていました。目にとまった東京都の違いは都市の規模(大きさ)だけで、質的な違いについては全く感知できませんでした。その後、東京を離れ、地方都市に住みながら「結局、東京ってどんな場所だったのかな?」とあれこれ足りないアタマをひねった結果出てきた言葉は
「日本の中で東京だけが(特殊な)都市である」
といったものでした。東京は無数のムラの集積(セグメント・階層)で出来ていて、その数が他の都市とは桁が違う。開発への躊躇の無さも他都市とは比べものにならない。などと考えています。その当時はセグメントやクラスタなどの言葉を知らなかったので「ムラ」という表現をしていました。
その様な認識のもとに大阪をみると「大阪は地方都市」となったのです。
あ、話が脱線してしまった。
えーっと、いいたいことは、
Chikirinさんの分類を使って、自分が向いている場所がどんな場所なのかを考えてみると、思いもしなかった選択肢が浮上するかもしれませんよ。
ということです。
1)の大都市型と3)の大自然型のひとは中途半端な地方都市に住むと、住んでいるだけでどえらくストレスがたまります。(経験者です)
私は住む場所を選ぶのは、どのような家に住むか?よりも居住の満足度に関係が深いと考えています。
出来るだけ多くの人が「水のあう場所」に住むことが出来るといいな。
またねー。