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未解決のままで、年を越します。

12月はプレゼントシーズンなのか、ネット上の広告も宝石や高価なブランド物の動画が増えていますね。ブルガリなどの高級宝飾店もウェブ広告をしています。

 

確かにブルガリやハリー・ウィンストンなどなどの宝石は素敵ですが、私には分不相応なので、それらのものを欲しがる女性の気持ちが、いまいち理解できませんでした。彼女たちだって、それらのものを買うことのできる経済階層の人ではなかったし、そんな彼氏がいる人など、だたの一人もいなかったのですから。

 

いつものように、タラタラとそのようなことを考えていた時に、経済学の本で「消費者が高価なものを購入する理由として、第1に、見せびらかし。第2に品質がよくわからないので、ブランドものを買う、という二つがあります。」という文章を読みました。

続けて、品質がよくわからないのでブランドで判断する商品の例として住宅をあげていました。今年話題になった「杭が短かった」というマンションもこの事例に当てはまりそうです。

確かに、住宅って高いし見せびらかす効果もありますが、普通の人にとっては建物の強さに関しての品質って謎だらけだと思います。それで有名な会社が開発したマンションを買えばハズレはないだろうという判断をする、ということです。

この方法、時間がない時にはとても合理的な判断です。建物の強さの品質なんて、建築屋の世界でも誰でも判断できることではありません。信用の置ける人に判断してもらうのが、時間コストも金銭コストも低く抑えられることでしょう。

しかし、品質がわからなくてブランド物を買うしかないのは、やはり不幸なことだと思うのです。

買う側への情報提供や、供給側が違反したときの罰則強化など健全な市場形成のための法律の見直しが必要だと思います。

 

長くなりましたが、それはさておき、ここからが本題です。(長くてすいません。)

 

分不相応な買い物をコツコツ貯金したりローンを組んでまで欲しがる気持ちはどこから来るのだろう?

というのが私の疑問なのです。

 

以前勤めていた会社の先輩がボーナスで「ブルガリの指輪を買いたい」というので「ブルガリに躍らせれていますよ」と答えたら、その回答自体が社内で有名になってしまい、高価な買い物をする前に相談されるようになってしまいました。

先輩たちがブランド品を買う前に、その気持ちの出鼻をくじく役目になったのです。26歳くらいの時の話です。

 

それから十何年とたった今でもブランド品とは縁が薄い生活をしております。

部屋のなかを見渡して、自分で買ったもので一番高いものはなんだろう?と振り返ってみると。

1 車。30万円でした。中古車でございます。

購入したときに6万円値切ったのが自慢。値切るのは父にお願いしました。父はヤクザとかそういった人ではなく、ふつうの爺いさんですが、長い間自営の商売をしており値切るって普通みたいです。

2 自宅のベッドとその周辺。しめて20万円。

自宅以外にベッドがあるような書き方ですが、実家にも私のベッドがあるのでこういう表現にしました。ベッド本体(マット+足?)とシーツやらかけ布団やらの合計額です。自分ではなかなか良い投資をしたものだと思っています。

3 MacBook。合計18万円ほど。

もっと安価なPCでも十分に作業ができるのですが、私の悪い癖、ルックスが愛せないとどんなにすごい機能があっても使わなくなるのです。上記ふたつより、割高感があります。

 

と、このような感じです。わりと真っ当なお金の使い方だと思います。(だよね?)次点は今年の長岡旅行がすべて合わせて14万円。第5位は、10万円のダウンコートです。一昨年に急に2月に長野出張が入り、びびって慌てて買いました。とっても暖かかったです、、、。それ以来着ていません、、、。この件については、事故として処理してください、、、、。

 

これらの買い物の中で、見せびらかしや品質不明によるブランド買い、と言えそうなのはMacBookでしょうか?

その他にブランドものと言えそうなものって、、、。

あ、ありました、ありましたよ、ブランドもの、化粧品です。メイクアップと香水はシャネルを使っています。化粧品って使ったら減っていく商品だけど、こんなものでも「見せびらかし」になるのだろうか?

化粧品の品質については「使ってみないとわからない」ので、「品質不明によるブランド買い」には当てはまりますね。最初購入したときはネイルに2,800円って、「高い!」って感じてましたもの。その後、10年以上(ほったらかしたまま)経過してもネイルの質が落ちなかったので、継続して買っています。

メイクアップは5年に一回くらい見かけの印象を変えたいときにだけ購入するので、割高な感じはありません。普段は化粧をする日がとても少ないので、5年で使い切る感じです。また、その頃には顔の印象も(老け方向に)変わっているので服の感じと釣り合わせるために、ジミーな改善努力をしています。それをしなければ、もう人間(女)にさえ見えない時があるので。

 

うー、そんなこんなの自身の過去の買い物歴を分析してみると、私が高価なものやブランドものを買うときに自慢したいことは、

 

経済力ではなく、商品選択の確かさを自慢したいのではないか?

 

という気がしました。

長く使えるもの(化粧品)を選んでいることや私の悪い癖に合わせた商品(MacBook)を選んでいること、実用品(車)については性能が変わらないのなら、値引き交渉をしているし(してもらっている)、長時間使うもの(ベッド)には私の収入からすると思い切った値段のものを買っています。

 

なるほど。

 

では、ブルガリの指輪やヴィトンのバッグを欲しがっていた、彼女たちが本当に自慢したいことってなんだったのかな?

稼ぎの良い彼氏がいることではなかったはず、みなローンを組んだり貯金する相談をしていたので、自分のお金で買うつもりだったのですよ。じゃあ、なんだったのだろう?

村上龍の仮説は女子高生が売春(援助交際)で稼いだお金でブランド品を買うのは、当時の大人の行動を真似しただけだ、というのものです。(13歳のハローワークのコラムより)

 

美しいものを身近で触れていたい(環境づくり)、高価な買い物ができる自分つねに意識していたい(モニュメント的機能)、などの内面からの欲求もあるだろうし、あの人に羨ましがらせたいなど外的な欲求もあると思います。

 

うーん、わからん。ローンを組んでまで欲しい、高価なもの。

 

うん、この問題は持ち越す。

 

またねー。