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一度目の成人式と二度目の人に贈る言葉

季節 都市と辺境

新しい年になって、一週間過ぎました。世間では成人式だの(大学入試)センター試験だの若い人の試練(?)イベントが続きますねぇ。などと喉元過ぎて若さも忘れてしまった、わたくしでございます。

 

私は成人式は出席しませんでしたが、大学受験はいたしました。もう、二度とやらない、と決めていることの一つが「大学受験」です。ついでに、仕事でどうしても必要でない限り「資格試験」や「検定試験」の類も受けたくないです。

 

私が、今の時代の若い人だったら、大学受験(進学)をするか?と聞かれたら、うーん、とっても迷いますが、「私なら行きます」というのが正直なところです。

なぜって?

「私にはこの分野で食べていきたい」

と強く思う分野がないのと、

「これに関しては誰にも負ける気がしない」

という才能(を生かせる分野)がありません。

つまり、

「凡人なので、大学に行って自分に付加価値つけます」

ってのが、本音です。

 

で、ですね。この、学歴ってやつなんですけど

東京で働いていた時は、新卒で働いていたのと大学を卒業しているのが当たり前の業界だったので、学歴は「出身校+学位」で訊かれました。なので「何々大学のむにゃむにゃ学科、学卒(学部卒業)です」と答えていまいした。

沖縄で最終学歴を聞かれた時は「大学」でオッケーでした。どこの学校の学部か、修士課程か博士課程か、については問題になりませんでした。中途採用の時は直前の職業が一番大切だとこの時気がつきました。この時の採用の決め手は東京で似たような業界で働いていた、というもののようだったようです。東京、の方が価値が高かったんだよ、この時は。

それでもって、今の村での職探しの時に一番の価値を発揮したのが、

「ショベルカー、とユニック(クレーン車)の免許もってんの?」

「いくつ?(年齢を聞いています)」

これは、都市住民には少し解説がいるかと思います。

ショベルカーなどの免許所持 → 汚れ仕事もできる(物理的に汚い仕事、泥まみれとか、虫がわんさかいるとかの環境下の仕事もできる)だろう → 田舎の環境に耐性があるに違いない。という判断があったと思います。(たぶん)

いくつ? → まだ、子供が産める年なのかな? → できれば村の男性と結婚してほしい。

とこのようなことが、職を得る上で有利に働いたかと思われます。

 

でね、このことで何が言いたいかというと、ほとんどの人がすでに知っている通り

「学歴が問われるのは、最初の就職だけ」

ってことです。それに付け加えて、

「最初の職業を自営・起業できるなら、大学に行くのは後回しでも良い」

ってことです。

つまり、自分はこの分野で食べていきたい、これに関しては負ける気がしない、というものを持っている人で、今、大学進学に迷っているなら、断然

「先に働け!」「チャレンジしたいジャンルで勝負に出ろ!」

と思うのです。

 

このように、若い人に早く労働市場に参加するようにすすめる理由は

1 「若い」ことが、経験から学ぶ速さが圧倒的に早い要因であること

  (経験による偏見がないこと)

2 若い労働力が減っていくので、市場では有利(需給バランスでは需が多い)

3 一つの分野で一流になるには時間がかかる(若いうちに始めなければならない)

だからです。(最近勉強し始めた経済学の知識を使って解説してみました。)

 

そこで、失敗しちゃったらどーすんのさ、って?

大丈夫です。このエントリの中頃にヒントがあります。探してね!

 

まあ、いずれにしても若い人は自分で考えて、どうにかしていくでしょう。私のような中年が考えるべきは、若い人がどんどん労働市場に参入すると、社会はどうなるのか?だと思うのです。

「中年の仕事が奪われる」って?

そういうこともあるかもしれません。しかし、ここは明るい方向を見ましょう。

私は

「(大学進学をせずに)若いうちから働き始める人が増えると、面白い人が多くなる」

だと思っています。

 

なんで、そんなこと考えるのかって?

最近、小中学校の学芸会的なことをまとめてみる機会を得ました。そこでつくつく感じたことが

「(学校)教育ってのは、面白い子供をつまんねー大人にする機関なのだな」

ということだったのです。

見ている間は、ほんとうに「拷問」と思っていました。全国の親御さん、すいません。

 

もう一つ、世代として経験したことからの教訓があります。私は団塊ジュニア世代です。最初の職探しはほんとうに苦労しましたし(たくさん落ちたって意味です)、職についてからも10歳ほど年上の人からは「今の若い人は年齢に比較してできる仕事が少ない」って批判をよく受けていました。

でもね、私は「仕事ができない」のではなく「仕事量がそもそも少ない」って感じていたのです。つまり「仕事の機会が少ない」「成長の機会が少ない」というのが、団塊ジュニアの経験なのです。

これらの経験をしているのは私一人ではないと思います。確かに、この時の社会状況は不景気ですが、職がない状況が「若い人」に集中した時期がありました。表向きは「即戦力が必要だ」と言われて、終身雇用制度を維持していた、構造不況、というやつです

。(この認識あっている?)

 

それでもね、もう、私は団塊ジュニア世代って、その経験を乗り越えていると思うのです。今、団塊ジュニア世代でどんな状況であれ生き残っている人って、「サバイヴ」したんですよ!きっと!

だから、自分たちを苦しめた制度に加担するのはもうやめましょう。

中年にできることは、たぶん、これです。

 

新年です。明るい方向を一緒に見ましょう。

 

またねー。