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メディアにモヤモヤするとき

政治

赤の他人のプライベートを報道することはどのくらいの価値があるんだろうか?

今年の初めに立て続けて報道されたスキャンダルに関して違和感を持っていました。

ベッキー 公式ブログ - みなさまへ - Powered by LINE

宮崎謙介 - Wikipedia

『週刊新潮』の報道について - 乙武洋匡

 

違和感の理由は

不倫のニュースバリューはそこまで高いのか?

というものです。

 

その昔、自民党員で副総裁も勤めていた山崎拓の愛人が週刊誌に不倫関係をリークしたことがありました。うろ覚えですが、その愛人のリークって山崎個人の性癖も含まれていて、その性癖がSMがかっていた記憶があります(記憶違いの可能性もあります)。

私の不確かな記憶では、山崎拓加藤紘一小泉純一郎YKKと呼ばれ、次の総理大臣として有力視されていた時期にそのリークがあったと思います。2005年より前の事だと思います。

リーク内容のスキャンダラスさ(とエロ記事としての面白さ)や政治界の大物がいよいよトップになるか?という時期に報道されたので

山崎拓に総理大臣になって欲しくない人、って存在しているんだな

と理解していたので、今回の前述の3つのニュースは

不倫をスキャンダルとして報道することで、何が達成されるのかがわからない。

失脚を計画するにしても、宮崎は政治の世界でのポジションが小さすぎるし、乙武洋匡は出馬さえしていない。

タレントのベッキーは売れっ子だったようなので、そのポジションが欲しい人はたくさんいたかもしれません。この人のスキャンダルが一番納得できます。が、番組を降板する程のスキャンダルなんでしょうか、、、。

 

などと、モヤモヤとしていたのですが、このラジオ番組を聴いて視点の持ち方が間違っていたことがわかりました。


東 浩紀×津田大介「乙武洋匡さんの人となり。世界への懸念」2016.03.28

この番組内では、東浩紀さんが

出馬の前にスキャンダルが出たことは不気味

乙武さんの場合は性関係の中に男女差別が含まれている事が問題視されるべき。妻と共に謝罪するという方法は良くない。

性関係という私的領域で起きたことは私的に責任を取ることが基本。他人が口出しするものではない。ただ、そのままの状態で政治家という公的な立場に立つことは今の日本では許されない。

といったことをお話しされていました

 

私がこの番組を聴いて新しく理解できたことは

1.私が「何でこれがニュースになるんだ?」と思っているのは乙武洋匡が選挙に出る前だからで、その点を不思議に思っている人は他にもいる。

2.政治家のスキャンダルの場合はスキャンダル本体よりも後始末の付け方に注目すると、その人の価値観がわかる。(今回の場合は乙武洋匡の男女観/妻も謝罪する)

3.メディアは伝える価値があるニュースをいつも報道しているわけではない。

というものです。

加えて、印象的だったことは

「不倫」というのはプライベートな領域で起きることなので、そのことについて赤の他人(メディア)がその人にモラルを問えるものではない。

というプライバシーの侵害について言及していたことです。

 

ここまで整理してきて、やっと問題点が見え始めました

メディアのプライバシー侵害

政治家やタレントのプライベートが信用に影響する範囲の認識の違い

この二つをごちゃごちゃにしていたのでモヤモヤしていました。

 

あー、長かった。

次は

政治家のプライベートが信用に影響する範囲

について考えてみます。アタマが足りればね。

 

またねー。