パーソナリティーと職業と信用と

政治家のプライベートが政治問題になるのは、政治の仕事の資源のうちかなり大きな部分がその人のパーソナリティー/人格に負っているからだ、と思います。

 

例えば、この人

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ビル・クリントン/第42代アメリカ合衆国大統領

今現在、妻であるヒラリーが次期大統領選挙に出馬しています。

で、この人、不倫スキャンダルの他に過去の(大学生時代の)マリファナ使用などで問い詰められていました。

同じくマリファナ使用では今の大統領も最初の選挙戦の時に質問されていました。

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バラク・オバマ/第44代アメリカ合衆国大統領

 

政治家のプライベート/パーソナリティーはどのように(職業的)信用に影響するのか?

そして、なぜ、プライベートが問われるのか?

 

ということを考えたいのです。より、プライベートなのは不倫スキャンダルですが比較対象が無いため、マリファナ使用について、おせっかいにも他国の大統領がどのような弁明をしたかを比較してみました。

 

最初はパーソナリティーと職業的信用の関係について

ビル・クリントンの弁明

"When I was in England I experimented with marijuana a time or two, and I didn't like it. I didn't inhale."「イギリスにいたとき、マリファナを1回か2回試してみた。でも、好きじゃなかった。吸い込まなかったんだ。」(最初の大統領選で、マリファナ吸引疑惑をかけられた時)

ウィキペディアより引用/人物の項目より)

ビル・クリントン - Wikipedia

 

バラク・オバマの弁明

オバマ大統領はインタビューの中で、「何度も紹介されている通り、私も子どもだった頃に大麻を吸ったことがある。悪い習慣だという点では若い時から大人になるまで長年吸っていたたばこと大差ない。アルコールよりも危険が大きいとは思わない」と語った。

(CNNより引用)

CNN.co.jp : 「マリフアナにアルコール以上の危険ない」 オバマ大統領

 

オバマの発言はマリファナ合法化への質問での回答なので、使用した事への弁明というより、合法化の根拠説明の意味合いが強いですが、わたしが注目したのは

使用したことを、はっきり認めているか/否定しているか

それについてどう思っているか

の二つの点です。

 

ビルの発言は、結局、吸ったのか吸わなかったのかはわかりません。

「試してみたけど、吸わなかった」って、、、どういうこと?

マリファナ吸引については「好きじゃない」と、、、なるほど。

 

バラクはマリファナを「吸ったことがある」

それについて「悪い習慣」と思っている。

 

この発言から、どんな人なんだろうとパーソナリティーを推察すると、

ビル「都合の悪いことはごまかしそう」(ウソをつきそう)

バラク「ネガティブな事でも事実は認めそう」(バカ正直っぽい)

といった印象を持ちました。かっこ内は分かりやすくするためのデフォルメしました。

 

政治家の資質としてはどちらも一長一短ですよね、

クリントンはごまかしそうだけど、関係調整が上手そうで国際関係の衝突を避けてくれそうだし、オバマは情報公開については積極的にやってくれそうだけど、人の良さにつけ込まれてオチョクラレそうです。

 

一般人の場合どちらのパーソナリティーでも、職業上の信用に影響は少ないと考えていいでしょうか。一般人って人に影響を与える範囲が小さいので、問題視されない、ってことでしょうかね。

 

政治家の場合はその時の政治課題とその解決策を掲げて選挙にでます。つまり、「今解かなければならない問題はこれで、その解き方はこうです」といった話をするのが政策とよばれるものの中身です。それと個人のパーソナリティーが関係するのは、有権者から見ると

その問題を、そのパーソナリティーで解決するの?

といった部分に納得できるかどうかが「職業的信用」につながるのかな、と考えました。

 

オバマの上記の発言は大麻の合法化、正しくは「非犯罪化」というのでしょうか、その流れでの発言です。

「非犯罪化」とは

大麻は悪い習慣であるが、犯罪とはしない」

といった判断だと思います。

これを政策として掲げたときに

「試したけれど、吸っていない」な人物と

「吸っていた。悪い習慣です」な人物の

どちらの判断を信用できるでしょうか。

 

普通の人=有権者が見るべきポイントはここ、その政策を実行する上で信用に足りる人物であるか?なんだな、と思いました。

 

うー、政治の話は長くなりがちで、

試してみたけど、好きじゃありません

 

なんちって、、、

 

じゃ、またねー。