ゲンロン4、読んでます

年末に「ゲンロン4」を買ったので、ちびちびと読んでます。

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あわせて、福島とチェルノブイリの観光本も購入しました。

発送されてから2日半で沖縄県のさらにその離島の村まで配達されるとは!日本の物流は凄すぎる。ちなみにゲンロンの方はサイン入りでした。サインってやっぱりちょっと嬉しいですね。紙の本のいいところ。

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で、中身、いや内容は、、、とにかく一つひとつの章が長く、加えて今まで知らなかったことばかりが書いてあるので、読み進むのに時間がかかります。

一回で読み切れたのは東浩紀さんの「批評という病」のみ、あとは2回に分けないと読み切れない文章量でした。

寄稿者一覧を見ると(名前を)知っている人は、浅田彰津田大介東浩紀、の3人。特集の現代日本の批評の年表で読んだ本をチェックしてみると13冊でした。

読んだことのある著者名は斎藤美奈子三浦展赤木智弘雨宮処凛、二木信・松本哉素人の乱)、内田樹大野更紗國分功一郎、与那覇潤(与は旧漢字)、東浩紀、といった感じです。

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(既読の本に下線を引いてみました)

全てを読みきってはいませんが、面白かったものは旅行記の二つ。

プラープダー・ユン「新しい目の旅立ち」

井出明「ダークツーリズム入門・ロサンジェルス

旅行記はどういったものであれ好きです。この二つは一般的な旅行記とは違いますが、面白いです。

 

世代的にど真ん中で身につまされたもの

杉田俊介「ロスジェネの水子たち」

私はこの「ロストジェネレーション/ロスジェネ」って言葉がその当時から大嫌いです。ただ、この論考で書かれている運動の大半のことは、知らなかった、しかしその運動に参加する中である充実感があったと思われる著者の気持ちには共感することの方が多かった。

 

盲が開かれた論考

ジョ・ヨンイル「柄谷行人と観光文学再考」

韓国の近代文学についての論考。ここで中国と台湾と韓国の比較が出てくるのですが、文化的に皇民化政策(日本語の普及など)が打たれたのは沖縄も一緒だったので、そっか、韓国と比較するってのは思いつかなかったな、と思いました。

 

笑ってしまった一文

巻頭言・東浩紀「批評という病」

柄谷行人に言及し、日本の批評の伝統について「新しい情報や価値判断、学問的研究の積み重ねがあるわけではないのに思考を展開し、これといった結論もなく終わる、奇妙に思弁的な散文の伝統」という一文があり、笑ってしまった。

本当にそのような文章が批評の中心にあったの?えーっと、この「柄谷行人」って人の文章がそのタイプだということなのか、、、。そうなんだ、、、。

 

これが今のところの読んでみた感想です。

うーん、ここまで読んでみてわかったのは、私はゲンロンのいう「批評」にはほとんど触れたことがない、ということ。

 

ま、読み続けてみます。

 

またねー