ある中年女の告白・その3(終わり)

あー、まぁ、まぁ、こんなところで、、奇遇ですねぇ、えぇ、こちらに実家がありまして、ちょっとした野暮用がりましてね。

はい、また新しいスタートですねえ。はぁ、、、。うちにも月曜日から新卒の新人が入ってきますよ。、、、、えぇ、あ、はい私は担当地域が変わりまして、、、、はい、しばらくはお目にかかれないかもしれませんね、、。

 

うー、うん、新しい出会いですか?えーっとまたその、なんですか、その話するんですか?

 

出会いって言っても、、、まぁ、その大変言いにくいんですけれども、、地元の人と結婚しようとは考えていません。この、なんと言いますか、夫婦のあり方が、まあ、私とマッチしないっていうんでしょうか、、、子供は産まない、って考えているので、、えぇ、この歳になったから「子供は産まない」と言っているわけでなく、若い時からそう考えていたので、、、。

 

えぇ、今の私の仕事なら、子供を産んだから収入が下がって貧しくなるってことはないと思います。出て行くお金は多くなるかもしれませんが、残業しなくても食べていけるだけの給料があるので。

はぁ、それでもサービス残業はありますよ。残業代が出ないってだけです。

 

えぇ、皆さんいったん帰宅して子供の夕食を作った後、また10時ごろに職場に戻ってきて何やらやっています、、、、。そうですね、、、すごいとは思います、、けれど、まぁ、ありがた迷惑な面もありますよ。勤務時間内に仕事を終わらせる方法を考えていないって面で、全く話が合わないです。

苦労したことを認めて欲しいという気持ちはわかりますけれど、、、。

 

え?苦労を認めて欲しい気持ち?うーうん、普通に働いていたら「若い時には仕事を覚えるのに苦労した」ってのは、そういうことってあるもんでしょう、特別なことではないと思うけど、、、、それって、無意味じゃないけれど、皆にとって同じように価値があることではないんじゃないかな、と思ってます。

 

はぁ、そんなこと言ったら仕事だけじゃなくて、全てのことが皆にとって同じ価値はないってことですか、、、、まぁ、そうですね。、、、、そう考える方が実態に即しているような気がしますね、、、確かに、、、。

え、、?仕事の方じゃない?あ、、?、、はぁ、子育ての苦労の方を認めて欲しがってるってことですか、、、、。そ、、そう、、そうかもしれません、、、ね。

 

しかし、なんでまた、子供のいない人にそんな「子育ての苦労」って話して何になるんですかね?

え?私みたいに人には嫌味を言いたくなる、、、ん、ん、ですかねぇ、、。そう、そう、そうなんですか?

あ、「いつまでたっても落ち着こうとしないイタい人」に見える、、、なるほど、、えーっと、、、その通りです、、よ。

 

うん、うん、えー、そう望んんでいない、ってのが、原因なんじゃないかと思うんですが、、、えー、あの、はい、落ち着いた生活をしている人を否定しているわけじゃありませんが、私は望んでいないってだけですよ、、、、。「結婚して、子供を持ち、家を買い」ってライフスタイルを否定してるわけじゃなくて、えーっと興味ない、んですぅ、、ってことです。

 

あ、はい、今日は親とこれから約束をしておりますので、これで失礼したいのですが、、えぇ、今後も弊社をご贔屓に、、、宜しくお願いします。では、では、失礼致しますぅ、、、。

 

終わり

 

☆上記は全て事実に基づかない話、あるいは「オルタナティブ・ファクト」なお話です。