2017年の春の応援歌

新しい年度が始まって、今日こそは朝寝坊する!と心に決めていたのに6時半には目が覚めてしまった。中年生活のリアルはこれであります。寝ていられません。

 

働き始めてから20年以上の時間がすぎ、そのあいだにわたしも少しは賢くなったりしているのかしら?とかんがえてみると、はたらいてお金があるときでも失業して苦しい経済状況のときでもすきでずっと続けてきたことに関しては自分なりの意見があります。

 

服とファッション、これについては貧乏なときでもずっと好きでした。

ずっとオシャレだった、ということではありません。服を買える時も買えない時も、手持ちの服をどうやって着るか、を考えるのが好きでした。

 

服とファッションは同じだろう?って、いやいや、そこは違いますよ。

 

ファッションってなんなのさ?については、ダイアナ・ヴリーランド(1903〜1989)によれば

「経済とその時代の社会的な状態によってつくりだされるリズム、それがファッション」

(チープ・シック:「ダイアナ・ヴリーランドの話を聞いてほしいのです」より)

という、なんとも抽象的なお答え。ですが、ファッションという社会現象を的確にあらわしていると思います。

 

服を着ることについては、もっと具体的なアドバイスがたくさん残されています。

 

私は、服装を見ると、どうしてもその人の人となりを想像してしまう。 ー中略ー 分別のある人は、服装に個性が出ないように気を配るものだ

フィリップ・チェスターフィールド(1694〜1773)「息子への手紙」より

 

奇抜さは女性の中にあるべきで、ドレスにあるべきではない

ガブリエル・シャネル(1883〜1971)「シャネル、革命の秘密」より

 

これらの言葉のほとんどは今でも通用すると思います。

上記に紹介した本の中でも特にチェスターフィールド卿が息子へ宛てた手紙を編纂した「息子への手紙」は服だけでなく、社会で生きていくために必要な技能(ビジネスレターの書き方)や身につけておくべき態度(身分の違う人と接する時、社会人になってからの読書の仕方)など、事細かな、お小言のようにも聞こえるアドバイスがならんでいます。

大学生から社会人を対象にしたマナー本の中では古典、と言えるものですし、ビジネス書、と言っても良い内容が含まれていますので、どれか一冊読むとしたら、この本がオススメです。

 

こういった古典と言える本の言葉に、わたしの経験から言えることを付け加えるとしたら、こんなかんじです。

あなたの印象を左右するモノは全て「ファッション・アイテム」と言って構いません。そのことに加えて、今はファッションアイテムとなるモノのカテゴリーが以前より増えています。

また、地域が変われば「安かった」が自慢話になることもあれば、「高かったのよ」が自慢なこともあります。

自分がいる場所の価値観がどのようなものなのかをよく観察しましょう。

伝統を重んじる場所ですか、それとも、とにかく今のノリが大事なんだ、というような場所でしょうか。

場所の持っている価値観と自分のそうありたい見た目、の二つがぶつからないルックスを考えることがあなたのファッションです。

 

頑張れよ、新社会人。

 

またねー。

 

⭐︎「息子への手紙」は現在は「息子よ、君はどう生きるか」というタイトルで出版されています。