私の尊敬する彼女について

私には身近に「この人は尊敬に値する人だ」と思っているお姉さんがいます。

この人は3名の子供を育てているのです。本人の生まれ育ちは台湾です。

 

彼女の子育てと学業に対する考え方は

学校の勉強は大切で、できるだけ良い成績を取るべきである。しかし子供にとって一番大切なのは健康に育つこと、体調不良や病気をしてまで勉強するものではない。特に女の子は自分の体を大切にしなければ、将来母親になる時に困ることがあるかもしれない。生理で我慢できないときは休んで良い。先生に言えないときはママが先生に話してもよい。

学業で一番大切なのは学校の勉強、次に学校の宿題、その次に塾である。塾があるから学校の宿題ができない、というのはいけない。そうであるならば塾には行かせない。

台湾の教育はよくできる子供により多くの機会を与える。日本の義務教育は全ての生徒に機会を与えるのがいいところ。

というものです。

すごく素朴な考え方だけれど、彼女の話を聞いていると「自分で考えたことをもとに子育てをしている」ということが伝わってきます。特に「健康、学校、宿題、塾」という優先順位がはっきりしているところは本人の価値観を表しているし、その価値観の健全さぶりに、話を聞いている私も励まされる。

 

そのほかにもハッとさせられたのは

シマ出身の若い人が仕事に好き嫌いをいって、働くよりものすごく貧乏をしながら無職でいることについての見解。

地元でなければどんな仕事でもするだろうけど、地元に帰って来たら皆知り合いである。その中で自分のプライドを保てる仕事をしたいので、どのような仕事でもいいというわけには行かない。

この見解には唸らされました。

 

こういったことを結構下手な日本語で喋るのです。

私はこの人のことが大好き。

 

彼女の考え方はシマの中での多数派の考えではありません。

特に塾についてここまではっきり「親の方針」を持っている人は少なく。塾に通うので学校に宿題を出さないように要請する、という考え方をする人の方が多いようです。

こういった親の態度をこのお姉さんはズバリと

「シマの親は自分に甘い」とみなしています。

「学校は宿題を出さないで」というのは親自身の考えでなく子供の要求であり、その要求に「ダメだ!」というのは労力がいる。学校に「宿題を出さないで」という要望をする方が簡単なので、自分が楽をしたい、あるいは子どもから嫌われたくないからそうしているのだ。

と、いうのです。

、、、、子育て中の皆さん、どう思われますか?

私は彼女のロジックで説明できるそのほかのいろいろなコトを知っているのですごく納得しました。

 

このお姉さん、シマの親を「甘い」と思っているので、子供の友人づきあいでも「よそのお家でのお泊まりはだめ」といていたようです。

 

自分の考えをはっきりもって、それに基づいて生活をしています。

彼女が間違っていたとしても、こういう人は好感が持てます。

 

こういう人(自分の意見をはっきりいう人)なので現役のPTAの時(シマには中学までしかないのです)は周囲の保護者とぶつかるようなこともあったようです。

 

彼女は台湾で高校生までの教育を受け、市場で働き、日本に来た頃はホステスをしていたそうです。シマ出身の人と結婚して、3名の子供を育てています。そしてお姉さんの餃子はすごくウマイ!

 

私は彼女を立派な人だと思っています。

 

じゃ、またねー。