ハンドル記 for Dream

中年期の独り住まい。

冷蔵庫が三日間動いてくれたなら。エイプリルドリームその1。

2年前の晩夏に台風が島の近くを通った時、1日半の停電がありました。10年前に台風が直撃した時(台風の目が島を通った時)はまるまる二日の停電があり、この時は同時に断水しました。

沖縄県はコンクリート住宅が普及しており、台風で屋根が飛んだり、といった被害は徐々に少なくなりました。私が幼少時には台風時に停電はつきものでしたが、沖縄本島那覇から南部地域では滅多に停電することはなくなりました。

 

なのだけれど、、、私の今住む島では「台風の時の停電」は日常的です。台風時以外にもちょいちょい(短時間)の停電がありまして、停電すること自体には慣れております。

なのだけれど、、、丸二日に渡る電気無し生活は、慣れない。慣れることはできない。

「冷蔵庫が三日間動いてくれたなら。」

昼間、台風後の道路に散らばった瓦礫を片付ける作業をした夜に、自宅の冷蔵庫で腐敗した食品の処分と庫内の拭き掃除&除菌、という作業が待っている、なんてことは「避けられること」なのでは?、、、んにゃ、「避けられること」にしたい!

 

と、そういった わけで、こちら ↓ でございます。

1万円でできる!  ベランダでできる!  独立太陽光発電所の作り方

1万円でできる! ベランダでできる! 独立太陽光発電所の作り方

  • 作者:中村昌広
  • 発売日: 2015/01/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

週末に届きました。これから読みます。

 

2年ほど前から、先に書いたような考えは持っていたのですが、やっと、注文しました。

、、、、われながら、この始めるまでの時間の長さは、、、あきれる。

私がぼんやりしていた2年間の間、この手の「自分で電気を作りましょー」という書籍は徐々に増えています。2年前にアマゾン検索した時は、2冊ぐらいしかヒットせず、そのうち1冊はオンデマンド出版で、それなりのお値段でした。

 電力自由化により、電力を自分で作りたい、というニーズが増えたのでしょうか?

 

私の目指すところは「台風など自然災害による停電時に三日間冷蔵庫を動かすこと。」というもの。

なので、小さいところからコツコツ初めて自分のちょうど良い発電スタイルを探しましょう!というこの本のスタンスに近いかな、と考えました。

 

災害の時、備えがあれば避けられることと、備えていても限界があることがあります。

冷蔵庫が三日間動いてくれたなら、昼間瓦礫撤去作業から帰ってきて(痛んだ食べ物の処分ではなく)ストックしていた食べ物を温めて食べることができる。

将来は、この島のすべてのお家でこんな暮らしができたらいいな。

 

エイプリルドリームその1、でした。

じゃ、またねー。

 

 

 

 

4月に見る夢。2021。

4月1日をエイプリル・ドリーム、といって夢を語りましょう、というキャンペーンがあるとのことで、やって見たいと思います。この話は、voicy、というところで聞いた話なのです。

 

では、早速、思いつくままに夢を描いて見ましょー。

 

1台風時の停電がなくなってほしい。

2短時間でやりがいもある仕事、ってのが増えてほしい。

3住宅に断熱する、が普及してほしい。

4男女の性役割規範がもっと緩くなってほしい。

5田舎で女性の経済的独立の手段が、医師になる、教師になる、公務員になる、以外の選択肢が増えてほしい。

6単身者向けの住宅市場ができてほしい。

 

、、、、、と、いったところです、、、。あと一つあれば、ドリーム・セブン、って感じでキリがいいのにー、、、ねぇ。何かないでしょうか?、、、、ふームー、、、。

 

あ、ありました。めちゃ政治的なものが。

 

辺野古基地のような新基地建設のプロセスは二度と経験したくない。

 

と、これが私のドリーム・セブンです。

 

こうやって書き出して見ると、1、3、6が社会のインフラストラクチャーの話で2、4、5は社会規範の領域でしょうか。最後の7は、まあ、政治の話です。

 

ひとつ一つの夢については、また、今度話しますねー。

じゃ、またねー。

この世の中で女でいることってどんな感じ?

Twitterランドで見聞きした。中年男性と思しき人が20代前半の女性と思われる人に「知り合いの不妊治療のための特別休暇」について、あれこれと話している。

ふーん、、、、。

話しのノリは「僕は(女性の)権利について理解があるよ。」や「個人の権利を大切にしています。」って感じだった、、、。私個人の興味は「この人が管理職になっても部下の不妊休暇取得に寛容でいられるのかな?」ってところです。Twitterで見聞きしたことなので、その後のことは知る方法がありません。

私が見たこと以外にTwitterランドで女性の生理の悩みに関して男性が絡んで、ややこしやーってことになっていたりするみたい。

私はこの手の会話にミョーに違和感を感じます。

 

女性が主体になっている話題に関して、特に生理、妊娠、出産に関して、積極的に絡んでくる男性で、私がミョーな違和感を感じる場合の共通点が

・話の中に知識のひけらかしが紛れ込んでいる。

・個人の権利を守る立場のポジショントークがある。

ってところでしょうか。

 

つまりこの手の会話に、私が感じている違和感の正体って

「お前、女の体の悩み、を自分を良く見せるためのネタにしているだろ?」

ってところなんですけどね。

こういう会話って、マウンティングの一種なんですかね?マンスプレイニングってやつかしら、、、。ふーん。

 

森さんやら、にかいかんじちょーんやら、意思決定をできる立場の人が女性をどう思っているのか、とか若い女性の社会での扱われ方は決して良いとは言えません。

森さんの場合はほんとーに何が問題か、ってのがわかってなさそーな無意識での発言だったと思う。無意識だけに発言や振る舞いを変えてもらうのは大変そー、って思っています。

私が言いたいことは、女性について森さんレベルで思っている人がそこら中にうじゃうじゃいるってこと、しかも社会的には意思決定層にいたりする。

数年前には医学部の受験で女性に不利な点数操作が行われていたことは、記憶している人も多いのではないでしょうか、、、。

 

日本ってこんな感じ。

この世の中で女性でいるってどんな感じがすると、あなたは思いますか?

 

 

じゃ、また。

 

 

 

2021年2月のルーティーンの記録。

今週末は暖かい2月の日で、もう少しで夏日になりそうなほど暖かい。田植えの準備をしている水田に雑草の緑が一気に生き生きとし始めた。

 

今日は生活の記録。

朝、晩にヨガとちょっとした筋トレを始めました。ヨガは習慣として定着しつつあります。

朝ヨガはこれ。

 

夜は二つのヨガをやってます。


寝たままできる骨盤矯正ヨガ☆ 初心者にもおすすめ #82

 


【肩・首スッキリ!】 肩甲骨をほぐすヨガ☆ 姿勢改善にも効果的! #408

 

夜はヨガに軽い筋トレをプラス。脚、腹、背のメニューのうち一つを選んで、ヒーヒーと息を切らしながらやってます。目標は三日連続で山登りしても転ばないこと。

 

それ以外の時間は、先月からNetflixに入ってしまい、ドラマ三昧の夜を過ごしています。

アメリカン・マーダーという犯罪ドキュメンタリーとこんまりさんのお片付けを見るのが目的で入会したのですが、結局ふつーにドラマにはまっている。

オーファン・ブラックとクレイス&フランキー

 

読書は、小説を再再々度読むようになりました。いくつか並行して読んでいます。昨年末にラジオのアメリカ短編小説特集を聞いて興味を持ったものをいくつか購入し、ランダムにパラパラと読み進めています。

同時にunlimtedでチャタレー夫人の恋人やミドルマーチを読みました。これって、イギリスの教養小説って言うんでしょうか?ミドルマーチは続巻がこれから翻訳されるようなので楽しみ。チャタレー夫人の恋人の方は、消費社会への痛烈な批判があって、ちょっとびっくり。「買い物することは人生ではない」といった感じのことを登場人物に言わせています。

 

断捨離や食事作りは今は一休み、です。

 

お金の使い方と時間の使い方の記録を取っています。最小の努力で自分のパフォーマンスを上げたいので、そのバランスを探っています。できるだけ、苦労、というものをしたくないのです。なんと言いますか、その昔苦労したであろう人が、あんまり人に対して優しくない、って場面を繰り返し目撃することがありまして、、、、。過度な一般化かもしれないけど、しなくて良い苦労、というものがあるのだ、と感じました。

 

と、こんな感じで2月の温かな週末はゆっくりと過ぎていきます。今、目の前の夕暮れがすご〜く綺麗なんですよー。静かで、暖かくて、綺麗な景色が目の前にあって、、、。

 

じゃ、またねー。

 

 

 

 

私のしたいことを探す。2021年の目標。

目の前が田んぼの住まいに引っ越してきて、10年が経ちました。

f:id:agaf:20210116114511j:plain

あと1ヶ月もすれば、田植えの準備が始まりますよ。

この10年間色々なことがあり、10歳年をとって、気力も体力もそれなりに「中年ど真ん中」という感じになりました。

 

引っ越してきた当初の「とりあえず10年間はここに住む。」という目標も達成し、さて、お次は何をしようかな、、、などとぼんやり考えております。

 

この島に移ってきた、ことの成り行きは2002年ごろ「若いうちに田舎に住まなければ、人生の楽しいことの半分を見逃してしまうのでは?」と考えてから、2008年で具体的に計画を立て、2010年で実行できました。アイディアを思いついてから8年かかりました。

次は何をしようかな、は50歳になったら次のステップのための準備を始める、というところまでは決めているのですが、そこで「はて、私はどうしたいだろう?」とちょっと、ウロウロとしています。

 

これは嫌だな、と思うことは山のようにあるのですが、「私はこういうことがしたいのよー!」という自分の欲望の部分がなかなか見えてこないのです。

ふーむー、これが中年の危機ってやつでしょうか?

衣食住がある程度満たされて、「次はこうしたいの!」という気持ちが薄れてしまったのかしら?

といったことをつらつらと考えていて、気分転換で読んだ本がめっぽう面白かった。 

結婚の奴

結婚の奴

 

著者の結婚するまでとそれからのあれこれが書かれているエッセイ集です。

 

この本は、三つのテーマが混在して書かれていて、一つは、著者がどんな形の結婚がしたいかを自分で考え、それをどうやって実現していったかという「結婚(同居)までのドキュメンタリー」。二つ目は自身のセクシャリティーを見つけて恋愛にチャレンジしていく「恋愛アドベンチャー」。三つ目は亡くなった同業者への気持ちを書いた「名づけがたいパート」。この三つが渾然一体となって綴られています。

 

私の心にジンときたのは、著者の自分の欲望がどこにあるのかを、行動を伴った形でしつこく探し続けることでした。相手との考えの違いを擦り合わせながら、欲望の在りどころを探っていく時に「言語化」しておく、ということはとてもパワフルなのだと再認識。

行動しながら、言葉にしながら、の欲望を探すこと、は見習いたいものだ。

結婚ドキュメンタリーで「同居人がいると生活がちゃんとする。」っていうところは、ゴリラ研究の山極壽一先生の「ゴリラの若いオスは家庭(群れ)を持った途端に父親らしい行動をとる。」という観察によく似ていて、笑ってしまった。

そのほかにも、性の多様性は若いうち(おそらく小学生くらいから)教えておくのが良いのではないか、とか結婚や子供を持つことは個人の選択でするもしないも本人が決めることなのだ、といったことも、学校で教えたほうがいいのではないか、など思いました。

 

 

次の10年をどのように過ごしたいのかの具体像はまだ見えてきません。

 今までの自分で決めたことをやってみる、という人生の舵を手放す気は、まるでない、ので「自分の欲望のありかを探す」は焦らず続けてみます。

 

ほな、またねー。

 

 

中年男が七転八倒の末に見つけたものは?

 今日は読んだ本の感想。自分のための備忘録です。

 この本は、ゲンロン、という会社の創業から現在までの道のりを創業者の視点から語られたものです。創業時の「メインストリームではなく、オルタナティブで何かがしたい、が、しかし、結局社会に何を提示したら良い(何を商品とすれば良い)のかがわからない。」といった状況から「 ゲンロンの経営を続けることこそが、僕の哲学の実践であり、表現なのです。」という今現在までの七転八倒(七転び八起きではない)ぶりが、たっぷり10年ぶん書き綴られています。あ、9回目で起き上がっていますよ。

 ひとりの男性の中年期の記録としてもすごく面白く読めました。

 じん、ときたところは自分自身の無意識の欲望(「ぼくみたいなやつ」を集めたい)が経営上の最大の弱点であった、と自覚する下りでした。

 もともと創業した時に「新しい書き手が報われる空間を作りたい」とか「似た仕事をしている人が集まって、語り合える場所を作りたい」との思いが原点にあるのですが、これが著者自身の「ぼくみたいなやつ」を集めたい、という欲望とうまく噛み合わない。つまり経営がうまくいかないのです。引き続いて著者は、年下のぼくみたいなやつを仲間に引き摺り込めば、失敗した時に責任を回避できるから仲間を求めたのだ、とかなり手厳しい分析をしています。そして、この欲望が自分の弱さだと結論づけています。

 

七転八倒の末に自分の欲望のありかを発見してみたら、社会とうまくマッチしなかった。

苦い結論ですが、この部分の語りは胸に迫ってきました。

私自身はこれと似た経験をしているわけでなく、共感したということではないのですが、すごく良い話を聞いた、エピソードとして覚えておきたい、と思いました。男性が自分の弱さを発見する時って、感じなのか、という一つとしてとても印象的でした。

 

小さな会社であっても、社内のガバナンスって本当に大変で、それに加えて自分でも気がついていない自分の欲望に振り回されたり、つけ込まれたりで起業してやっていくって、まあー大変なことだと感じました。起業ってお金の面だけではなく、こういった人間関係の変化や自分自身へのチャレンジを受けたり、することへのリスクも負っているんだな、ってのが学びでした。

 

じゃ、今日はこんなところで

またねー。

皇帝の新しい日常。

20世紀の後半にある南の島に小さな女の子の皇帝が生まれました。その子はアメリカの統治が終わった後の島ですくすくと育ち、今では立派な中年期を迎えています。

風が強く吹いて、秋になり、日本の首相が変わりました。アメリカの大統領は流行り病にかかったようです。

世界の変わるというその時にあっても、皇帝の願いは「キャリー・ブラッドショーの部屋に住みたい。」というものでした。皇帝は服を着ることが大好きで、そして、さほど賢い人ではありませんでした。

en.wikipedia.org

そんな頼りない皇帝でしたが、自らの生活の質を少しでもよくしようと、日々ちまちまとした改善策に取り組んでいました。

 

皇帝は大きな島をひとつと中くらいの島をふたつ、そして七つの小さな美しい島を持っていました。皇帝は大きな島で生まれ育ち、今は中くらいの島の一つに小さなお城を建てて住んでいます。

お城には、お掃除と洗濯をするロボットとお料理をするロボットがいて、ロボットたちと一緒にその小さなお城から島々の様子を眺めるのが、皇帝が一番くつろげる時間でした。

そんなふうに幸せに暮らしていた皇帝ですが、ひとつ困ったことがありました。それは、大きな島に暮らしていた頃にいた、その日の衣装を選んで、着せてくれる召使いがいなくなったことです。世界的な流行病のため、人の移動は禁止され、移動できるのは人間一人につきロボット2機まで、と世界経済フォーラムで決められてしまったのです。

世界経済フォーラム - Wikipedia

中くらいの島に暮らす今では皇帝一人で衣装を選び、着なければなりません。衣装は皇帝の大切な仕事道具の一部です。これは困ったことになりました。

 

衣装部屋にずらりと並んだ服を目の前に、皇帝はつぶやきました。

「着る服がない、、、、。」

貧しい人が増えている世の中で、不謹慎キマワリないつぶやきでした。

「このままでは、服にばかり気を取られて、皇帝の務めに集中することができないわ。」

「服を着ることは好き、けれど服ばかりに気をとられているのはいやよ。」

 

困った皇帝は、アマゾンに行きました。

 

*文章中に引用されている実在の財団について本文中に書かれていることは、すべて事実無根です。

 

じゃ、またねー。