コロナ自粛も段階的に解除されていくみたいですね。今の沖縄は、島同士の交通が制限されています。
そんな昨今、きのうの夕方虹を見ました。
二つの虹が出ているの!見えるかな?
このことをfacebookに投稿したら、今日、おとなりの島に住む知り合いから電話がかかってきました。「虹を見たよ」って。普段はこのようななんでもない電話を掛け合うような中ではないのですが、「同じ虹を見た。」ってだけですごく心が和んだ。コロナの影響か?
今年の四月は三月より寒くて、いつまでも冬の服を着ていた。
山の花も、春先に咲く花、梅雨時期に咲く花、夏から秋にかけて咲く花、と色とりどりです。
いや、花の色は白なんですけど、種類がいっぱいあります。
山野草は香りが強くて好き。
この数年は「仕事と家事の生産性を上げること!」を生活のテーマとしていましたが、それって、人と一緒に虹を見たり、花を生けたりする時間を確保したかったからなんだよねー、と、この島に移り住んだばかりの頃の気持ちを思い出した。
面倒がってほったらかしにしていた「窓拭き」も、えいやっと気合を入れてやって見たら、視界が晴れ晴れしたと同時に気も晴れた。自分らしくいられる環境を自分で作ることは、大人になってからの楽しみの一つだと思う。
自分らしくいられる場所を自分で作ること、で思い出した映画があって
アマゾンプライムで観ることができますよ。
この映画のドリュー・バリモアのほんとーに邪気のない笑顔、観る価値があります。
この映画は、事実を基にしたフィクションです。以前は裕福な暮らしをしていた母と娘が経済的な自立ができないまま、朽ち果てていく屋敷とともに年老いていく、といったストーリーです。「グレイガーデンズ」はこの二人が住む屋敷の名前です。ホラー映画じゃないですよ、、、おそらく。
で、それでね、このお二人さん、ジャックリーン・ケネディと親戚だったらしく(つまりアメリカの名家出身なのね。)ジャックリーンの経済的支援を受ける場面がああります。
ジャックリーンはごく常識的に、朽ち果てている家を処分して別の場所へ移ることを進めるのですが、このお母さん
「ここが私の場所なの。」
といって、ここを移るような支援ならいらない、と断ってしまうのです。
それを受けて、ジャックリーンが自分自身でいられる場所に住み続けること、に理解を示すシーンは地味ですが、とても心に染み入りました。
ま、そんなこんなで、掃除したり、花を愛でたり、食べたり、寝たり、たまーに感動したりする、そんな日々を過ごしております。
じゃ、またねー。