家の前の田んぼの稲刈りも終わり、沖縄の夏がやってきました。
暑いです。だらだらと「断捨離」に取り組んでいます。
今の家に移ってきて10年が経ちました。今より10歳若かった私の夢の跡がザクザクと出てきます。
今年の私の断捨離の目的は、次の10年に向かって
1 ゆっくり、リラックスできるスペースを作ること
2 副業の太陽光発電に取り組むスペースを作ること
3 以上のとこができるように、時間を確保すること
ができるように、部屋のセットを組むことです。
ところで、キャリー・ブラットショーはご存知でしょうか?
アメリカドラマのセックス・アンド・ザ・シティの主役です。
このキャリーが住んでいる部屋がとても素敵!一度はこんな部屋に住んで見たーい!と思っています。インテリアも素敵ですが、何と言っても「動線が合理的」ですごーく便利そうなのです。
「キャリーブラットショーの部屋」で検索するとたくさんの写真と間取り図まで出てきます。
大ヒットしたドラマでもありますし、たくさんの人が「キャリーの部屋」に憧れているようです。
もう一つ、寄り道を
こちらです ↓ ちきりんさんのリノベーション本です。
このリノベーションで実現した部屋の間取りと「キャリーの部屋」の間取りが、すごーく似ている。
間取りの共通点は二つあって
1 ベットルームと玄関から直接バスルームに行ける動線
2 ワンルームを基本としている
他にもキャラクターにも共通点があって「二人とも家で仕事をしている」ってのがあります。
違っているところは、キャリーは料理しない、洗濯はランドリー、ってとこかな。
でね、私が感じたのが
「この間取りって、単身者が住みやすい部屋のプロトタイプになるんじゃないの」
ってことです。
私は、10年前にこの部屋に住み始めた当初から「キャリーの部屋の動線」を実現すべく四苦八苦してきましたが、ファミリー向けの間取りで、物の配置だけで実現するのは難しそうです。
一方で、東京(首都圏かな?)に限っては、このような状況もあるようです。
この記事を鵜呑みにすれば、首都圏にはマンションを買うことはできる単身者、が一定数はいるように思われます。
でね、首都圏のマンション業者さん「キャリーの部屋の動線」が実現できる部屋、作って売る価値あるんじゃないかしら?
年収が高いってことはそれなりに忙しい仕事をしているだろうし、住まいのことまで考えている時間が取れない人も多いのではないでしょうか。そのような人向けに「単身住まいの不動産市場」を作って見てはいかがでしょうか?
この間取りのアットー的な住みやすさはちきりんさんご本人の本を参考にしてくだされ。私は「延長コードが不要になりました。」というエピソードに「住みやすいんだろーなー」としみじみしましたよ。
著作の中では「この部屋を売りに出しても、そのまま売るのは難しい。」とありましたが、私は「壁紙を張り替え」程度で、この間取り(の動線)で買う人はいるのでは?と思いました。この本では東京のどのエリアかと住民タイプまではわからなかったのですが「キャリーの部屋の動線が実現できます」と言われたら、まあまあ興味を持ってもらえそう。
作ってくれたら、民泊に行きたい。
東京は単身者の街ってイメージが江戸時代の昔からありますが、単身者が比較的住みやすい街が自分の国のどこかにあるってのは、いいことなんじゃない?
私が断捨離の末、どのくらい「キャリーの部屋の動線」を実現できるかは、また別のお話。
じゃ、暑いので、またねー。